AZ-GTiがやっと届いて実践投入できたので、さっそく自宅ベランダからM42を撮ってみました。

Sharpcapも初めてまともに使うのでライブスタックの保存形式を間違えてFITSで保存してしまったので、ライブスタック結果の画像はなし。

AZ-GTi/SV106 fl240mm/QBP3/ASI533MC/Gain500/15s*137frames/20241013

PixInsightで2x drizzle後中心部をクロップ。

月が出てて撮影条件はいまいちでしたが、QBPフィルターの威力はすごいですね。SV106 60mmも星雲の電視観望には使えそうです。ASI533MCもいい感じ。中心部が飽和しちゃったのでそのうちリベンジしたい。

よく見ると下の端のほうのオリオン座イオタ星?の光芒なんかがグニャグニャのヒトデみたいになってますが、これはBXTのせいっぽい。要調整。

それにしても、GOTO経緯台での電視観望って楽ですね…水平取って適当に2スターアライメントするだけで十分な追尾精度が出てましたし。リモートデスクトップで家の中からぬくぬく観望できる快適さも癖になりそうです。

190万都市の中心部でこれだけ写せるなら、車で1時間以上かけて遠征しなくてもかなり楽しめそうです。

ただ見つかった課題もあって、

  1. AZ-GTiにASCOM Device Hubで接続できない。POTH Hubだといける。
  2. AZ-GTiのASCOM接続が調子悪くなるときがある。SynScanアプリからは制御できるが、POTH Hub側がConversation Errorで接続できなくなる。こうなると一度電源落としてSynScan Appも再立ち上げ、アライメント取り直さないといけない。

特に2が困ったもので、ASCOM経由での制御を全く受け付けなくなるのでSharpcapのライブスタック中のディザリングやオートリセンターが機能しなくなります。

SynScanアプリからは制御できるのでアプリ側かASCOMドライバのバグな気もしますが、無線接続の不安定さが悪さをしているとの情報もあったので、USBシリアルで有線接続したら改善するのか試してみたいと思います。